毛利邸 〜鎧兜と壺装束の着装体験〜
秋のこの時期恒例のイベントで、日・祝日のみ無料で着装できます。
(お子さんのみ¥1000だそうです)
秋晴れの一日、たくさんの方がこのイベントを楽しんでいらっしゃい
ました。 小さいお子さんの鎧姿がとてもかわいらしく、思わずシャッター
を押しました。
背中の総角結びは背後を守る護符、お守りです。
そして女性は市女笠をかぶり、平安時代の上流婦人の旅姿に。
旅をするときは顔を隠したんですね。
笠の周囲に薄い布帛(ふはく)をとじ付けて垂らし、
赤い紐でやはり総角結びが結ばれています。
本来は白い紐を使ったようです。
これは飾りであり、風を受けた時に開くのを防ぐ役割もあるようですが、
結びの霊力が信じられていた時代なので、やはり「魔よけの護符」として
の意味が強かったそうです。(日本の結び:額田巌著より)
市女笠は、最初は市に物売りに出る女性がかぶったところからこの名
がついた そうです。頂部に巾子(こじ)という高い突起のある笠の形は
とてもきれいでした。
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