人からものを贈られた時に、その容器の中に「お返し」として「紙」(移り紙)を入れたり、また「つけ木」
を入れたりする習慣があった。「沙石集」には「返り引き出物として紙一枚ぞ給わりける・・・」とあるが
これが今の「うつり」なのである・「うつり」とは「名残り」の意味なのである。
またつけ木のことは古くは「硫黄」といった。
「硫黄」とは「祝う」に読みが同じなので、祝う意味から硫黄を「うつり」に用いたのである。
(額田巌著「包み」より)
京都では婚礼があるお宅にご祝儀を持って伺うとその場でお返しをする「おため」という風習があり、その際に紅白の懐紙にこのおうつりの扇を挟んで渡すという風習があるそうです。
おためとは 「お多芽」=「おうつり」のことで、お祝いを下さった方のために、というところからおためと呼ばれているそうです。
おためとは 「お多芽」=「おうつり」のことで、お祝いを下さった方のために、というところからおためと呼ばれているそうです。
おうつり=末広がりにお悦びがうつっていくよう
六本木ミッドタウンに行く時には、必ず虎屋さんに行きます。
和の講座にも時々参加します。
お香の講座、和綴じ本の講座などなど
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