2013年4月8日月曜日

川越氷川神社とのご縁 ‐その2‐

最初のご縁は、氷川会館ロビーに飾る結びのパネルの制作でした。
五節句にちなんだ結びの作品五点に、ロビー受付横の「吉祥の結び」
神前結婚の控えの間の「求婚 許婚の結び」を加えた計七点は
昔からある結びをそれぞれのテーマごとに作品として仕上げたものです。
折形デザイン研究所で撮影、編集が行われ、氷川会館に飾られています。


 












 

結びの栞はパネル設置後しばらくして作ってくださいました。
表裏八面に写真と説明が入っています。興味を持ってくださる方が
いらして、写真を撮ったり、文章を写したりと、、。
そこで栞を作ってご希望の方へ差し上げているそうです。
















 



「吉祥の結び」は昔から「吉の結び」として使われてきた結びを
「陰陽」という考えのもとにデザインしたものです。

求婚許婚の結びは、本居宣長の本に紹介されている香川県の風習や、
台湾の民族に残る求婚の方法に結びを使ったものがあり、そこから
  イメージして考えました。気持ちを伝える結びです。
結婚に至るまでの男女の結びつきを結びで表してみました。


「結び」「産霊」「掬び」と、結びの意味を考えていきますと、さまざまな分野へ
迷い込んでしまいます。作品制作には欠かせないもの。
そしてあたらな世界への入り口となりました。

今年も「まもり結び」の制作の機会を頂きまして、神社とのご縁も続き
嬉しく思っています。毎月ひとつ、その時期に合わせた結びをデザインする
ことになりました。1月は新玉、2月は節分、3月は上巳の節供。

今月四月は川越氷川神社の「柿本人麻呂祭」がテーマに。


 
















和歌の名手、人麻呂のイメージを結びにしたら???
大変です!  (何もうかびませんでした)

和歌‐曲水‐かな‐流れ‐‐‐‐まだまだ勉強が必要です。
さあどのような結びになったのでしょう。


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