五節句にちなんだ結びの作品五点に、ロビー受付横の「吉祥の結び」
神前結婚の控えの間の「求婚 許婚の結び」を加えた計七点は
昔からある結びをそれぞれのテーマごとに作品として仕上げたものです。
折形デザイン研究所で撮影、編集が行われ、氷川会館に飾られています。
結びの栞はパネル設置後しばらくして作ってくださいました。
表裏八面に写真と説明が入っています。興味を持ってくださる方が
いらして、写真を撮ったり、文章を写したりと、、。
そこで栞を作ってご希望の方へ差し上げているそうです。
「吉祥の結び」は昔から「吉の結び」として使われてきた結びを
「陰陽」という考えのもとにデザインしたものです。
求婚許婚の結びは、本居宣長の本に紹介されている香川県の風習や、
台湾の民族に残る求婚の方法に結びを使ったものがあり、そこから
イメージして考えました。気持ちを伝える結びです。
結婚に至るまでの男女の結びつきを結びで表してみました。
「結び」「産霊」「掬び」と、結びの意味を考えていきますと、さまざまな分野へ
迷い込んでしまいます。作品制作には欠かせないもの。
そしてあたらな世界への入り口となりました。
今年も「まもり結び」の制作の機会を頂きまして、神社とのご縁も続き
嬉しく思っています。毎月ひとつ、その時期に合わせた結びをデザインする
ことになりました。1月は新玉、2月は節分、3月は上巳の節供。
今月四月は川越氷川神社の「柿本人麻呂祭」がテーマに。
和歌の名手、人麻呂のイメージを結びにしたら???
大変です! (何もうかびませんでした)
和歌‐曲水‐かな‐流れ‐‐‐‐まだまだ勉強が必要です。
さあどのような結びになったのでしょう。
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