北九州市小倉の北九州美術館分館へ、
築城さんの展覧会を見に出かけました。
今年は小倉織復元から30年。
その足跡が美しく展示され、今なお新しい
織に挑戦している築城さんの宇宙観を
体験できる素晴らしい展覧会でした。
図録の写真もとてもきれい。
展示の様子も入っています。
(アマゾンにて購入できます)
昨年春、銀座和光の「築城則子染織展」にあたり、
築城さんの小倉織で訶梨勒(かりろく)を制作しました。
折形デザイン研究所オリジナルの包みを使わせて頂き、
生地を折って結びを施したもの。
生地には鋏を入れず、縫うこともなく、折りと結びだけ
で形を作れるのは、小倉織のしっかりした生地だからこそ。
今回も新作の訶梨勒を美術館に展示して頂きました。
和光も美術館も、私だけの力では展示の叶わぬ場所。
今回も築城さんの縞が私の結びに大きな力を与えて下さった
ことへ、感謝、感謝の一日でした。
(北九州美術館分館にて11月3日まで)
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